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7月19日(月)3時現在、台風6号とは別に、南シナ海で熱帯低気圧が発達中です。
気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。

次に台風が発生すると「台風7号」と呼ばれます。今後の情報に注意してください。

▼熱帯低気圧 7月19日(月)3時
 存在地域   南シナ海
 移動     西 ゆっくり
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   15 m/s
 最大瞬間風速 23 m/s

勢力や進路が不確実 沖縄方面に東進の可能性も

この熱帯低気圧は香港の沖合で迷走する予想です。

気象庁の予報では、22日(木)3時には南シナ海で勢力を落として熱帯低気圧になると予想されています。
ただ、場合によってはその後東進して沖縄方面に進む可能性も否定できません。
まだ予報の不確実性が高いため、今後の情報に注意してください。

台風6号やその後の熱帯低気圧発生の可能性にも注意

既に発生している台風6号は、今日19日(月)から今週中頃にかけて沖縄に接近する可能性があり、
大きな影響を与えるおそれがあるため警戒してください。

さらに、これらとは別に、日本の南では新たな熱帯低気圧が発生する可能性があります。
現時点では衛星画像などにその兆候は見られませんが、世界各国の気象シミュレーションモデルを比較すると、
熱帯低気圧の発生を示唆するものが多くなっています。こちらも新しい情報が入りましたらお伝えします。

次に台風ができると「台風7号」

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平年の台風発生数

もし次に台風が発生すると、今年7月の2つ目の台風となり、「台風7号」と呼ばれることになります。

7月の台風発生数の平年値は3.7個で、例年台風の発生が一気に増えてくる頃です。
夏の台風はジェット気流の影響を受けづらく迷走することが多いため、進路の情報にはいっそうの注意が必要です。