米国のマーシー医務総監は27日、屋内でのマスクの着用は新型コロナウイルスの流行抑止につながるが、
より多くの米国人に新型コロナウイルスワクチンを接種してもらうことがコロナ収束へ向けて依然として重要だと述べた。

マーシー医務総監はCNNの取材に対し、「結論からいえば、マスクはさらなる感染の抑止につながるが、
ワクチン接種が依然としてコロナ収束のための根幹だ」と述べた。

米疾病対策センター(CDC)は同日、マスク着用に関する指針を見直し、ワクチン接種の完了者に対して、
新型コロナウイルスの感染が広がっている地域ではマスクの着用を推奨した。

米国の郡のうち半数以上が新型コロナウイルスの感染率が「高い」あるいは「相当高い」となっている。

マーシー医務総監はワクチン接種には効果があると強調。ワクチンは命を救い、患者の入院も高い割合で防いでいると指摘した。

ワクチン接種を促すプログラムや専門家からの呼びかけにもかかわらず、米国では過半数が依然としてワクチン接種を行っていない。
CDCによれば、米国の人口のうちワクチン接種を完了した人の割合は49.2%にとどまる。

米国で新型コロナウイルスに感染した人の数は3460万人以上となっている。
https://www.cnn.co.jp/usa/35174476.html

米国のマーシー医務総監がワクチン接種の重要性を改めて強調した
https://www.cnn.co.jp/storage/2021/07/28/7c2cd496986e9757476fcd2681038310/t/768/432/d/murthy-coronavirus-vaccine-misinformation-super-169.jpeg