ファスト映画検挙で県警に感謝状

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20210804/6000015847.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

1本の映画を無断で10分程度にまとめてストーリーを明かす、「ファスト映画」と呼ばれる
違法な動画の投稿者を全国で初めて検挙した宮城県警察に、
4日、著作権を守る活動をしている団体などが感謝状を贈りました。

映画の映像や静止画を無断で使用し、字幕やナレーションをつけてストーリーを明かす
10分程度の動画は「ファスト映画」と呼ばれ、本編が見られなくなることによる被害の総額は
956億円と推計されています。

ことし6月、宮城県警察が全国で初めて違法な動画の投稿者を検挙し、
4日、著作権を守る活動をしている団体などが感謝状を贈りました。
また、県警からは、検挙後のサイバーパトロールで発見した著作権法違反とみられる投稿の情報を
まとめた資料が、団体の代表に渡されました。
団体の調査によりますと、この1年だけで少なくとも55のアカウントから
2100本余りの動画が投稿されたということですが、検挙後は
アカウントが8つにまで減っているということです。

感謝状を受け取った塩釜警察署の湯原和彦署長は「サイバー空間では新しい犯罪が次々出てくるので、
今後もパトロールを行い、早期に犯罪を発見して検挙していきたい」と話していました。

08/04 16:19