0001ボラえもん ★
2021/08/06(金) 17:45:53.77ID:GnRyZaWJ9孤独を感じるようになった独身の40代、50代が多くなったからではないか。しかし、40を超えてからの結婚は、とても難しいのが現状だ。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、毎回婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく連載。
今回は、54歳男性が、10カ月の婚活の末に37歳の女性と結婚した奇跡を綴る。
■53歳でスタートした、「子どもが欲しい」婚活
吉田(当時53歳、仮名)が、私の相談所を訪ねてきたのは、昨年7月初旬のことだった。面談にきて、彼は開口一番に言った。
「結婚をして、子どもを授かりたいんです」
(ああ、彼もか)と、私は心の中で小さなため息をついた。
40代、50代の初婚、または再婚でも子どものいない男性のほとんどが、「子どもが欲しい」と言う。吉田は、初婚だった。
50代の結婚率をご存じだろうか。国立社会保障・人口問題研究所2019 年のデータによると、
50歳から54歳までの結婚率は、男性が0.76%、女性が0.32%、55歳から59歳までの結婚率は、男性が0.33%、女性が0.11%と、極めて低いのだ。
結婚率がこれだけ低いのに、そこに「子どもが欲しい」という希望が入ると、結婚する女性の年齢に制限がかり、さらに結婚しづらくなる。
婚活においては、50歳を超えた男性が一回り以上下の女性と結婚するのは、至難の業だ。
また、50代で父親になるとすると、子どもが小学生のときに還暦を迎えることになる。人生100年時代と言われているが、どこまで現役で働けるのか。
子どもが成人するまでには、莫大なお金がかかるのだ。その金額は、教育にどれだけお金をかけるかでも違ってくるのだが、2000万円とも3000万円とも言われている。
ただ話を聞くと、吉田は経済面においてはまったく心配がなかった。彼は投資の世界でかなりの成功を収めていて、高額な年収と一生暮らすのに困らない資産があった。
しかし、お金があれば結婚がスムーズにできるわけではない。54歳だとお見合いがなんとか組めたとしても、アラフォー女性になるだろう。
彼女たちには彼女たちなりの理想がある。巨額のお金を持っている年の離れた男性よりも、年収は平均でいいからなるべく年の近い男性と結婚したがる傾向にあるのだ。
(中略)
■56人目にお見合いした37歳の女性
それでも諦めずに出会い続け、56人目にお見合いしたのが、今回結婚を決めた雅子(37歳、仮名)だった。
雅子は、私の相談所の会員で4年近く在籍していたのだが、ここ2年間はほとんど活動をしていなかった。
日々仕事が忙しいうえに、やりがいがあって面白い。最初の2年はそんな中でも果敢に活動していたのだが、後の2年は、やや婚活疲れを起こしていた。
そんな彼女が4月に入って、私に連絡を入れてきた。
「婚活を後まわしにしていたけれど、ぼやぼやしていると38歳になってしまう。私、もう一度本気でやります!」
そして、驚くほどがツガツと申し込みをし始めた。そんな彼女に、吉田を勧めてみた。
「年は17歳上だけれど、人間的にはとても面白い人よ。会ってみない?」
すると、彼女は、「会ってみます!」と快諾した。早速5月1日にお見合いを組んだ。
お見合いを終えた吉田から連絡が入ってきた。
「今日の方は、ぜひ交際希望でお願いします。これまでお見合いした女性の中で一番よかった。
趣味も合うし、好きになってしまいました。交際希望でお願いします。彼女からも交際希望が来るといいなぁ」
吉田の返事を聞いて、すぐに雅子に連絡をした。すると、彼女も弾んだ声で言った。
「今までお見合いした人の中で、一番話が合いました。これまで交際希望を出してきた人って、お見合いを終えたときに、どこか違和感があったんですよ。
だけど、吉田さんには、違和感とか疑問が、1つもなかった。とにかく話が面白くて。交際希望でお願いします」
(以下略、全文はソースにて)
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210806-00445517-toyo-column
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