※2021/8/9 16:50アジア

【シンガポール=森浩】米軍撤収が8月末に完了するアフガニスタンで、イスラム原理主義勢力タリバンは9日までに、5つの州都を制圧した。タリバンの支配地域は2001年の政権崩壊後、最大になったもようで、政府軍は劣勢を立て直せないのが現状だ。


タリバンは8日、クンドゥズ、サリプル、タロカーンの北部3州都を立て続けに制圧した。「あっという間に市街地が占領された。州や警察の庁舎はタリバンの手に落ちた」とクンドゥズの地元議員は産経新聞の取材に現状を話した。

タリバンは6日に米軍の撤収開始後、初めて南西部ニムルズ州の州都を制圧したが、その後も攻勢が止まらない。各地で「残された(政府軍の)武器を奪った」と主張し、戦力が増強された可能性もある。

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産経ニュース: タリバン、5州都制圧 支配地域、政権崩壊後最大か.
https://www.sankei.com/article/20210809-7QE7ZAQSMROOLMSPUYL3ZVU6IM/