https://rkb.jp/news/003548.html

福岡県の服部知事は、先週、政府に要請した「緊急事態宣言」について、
政府からはまだ明確な回答を得ていないことを明らかにしました。

先週木曜、福岡県は一日あたりの新規陽性者が増えていることや、
病床の使用率がステージ4の水準にあたる50パーセントに近いことから、
政府に緊急事態宣言を出すよう求めました。

服部知事は「政府とは危機感を共有している」と述べたものの、
要請についての明確な回答は得ていないことを明らかにしました。

その上で「国は重症者が少なくなっていることや医療のひっ迫度合いをみていると思うが、
今後、病床使用率は上昇する」として、早期に宣言を出すよう引き続き求める考えを示し、
東京都などで設置されている入院先が見つからない患者の待機施設についても、
準備を進める方針です。