第二次世界大戦中、島根県出身の兵士が、出征先のフィリピンで、同郷の戦友の名を記して流したヤシの実が、奇跡的に故郷に流れ着いたという実話をもとにした、切り絵の絵本「きせきのやしのみ」を、愛知県一宮市の主婦、亀山永子さん(48)が作製した。インターネット通販のアマゾンで販売を始めている。【川瀬慎一朗】

 この実話は、1975年7月、島根県大社町(現出雲市)の港で釣りをしていた男性が、漂流していたヤシの実を拾い上げたことから始まる。実の表面には「昭和十九年七月十日 所原 陸軍伍長 飯塚正一君」と書かれていた。「所原」の地名が近くにあったため、男性は宛名の「飯塚さん」本人を探し出した。

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https://mainichi.jp/articles/20210813/k00/00m/040/225000c
2021年8月14日 7時30分