WHO(世界保健機関)はワクチンの追加接種について科学的な有効性は示されておらず、
低所得国への接種を優先するよう求めました。

WHOの主任科学者・スワミナサン氏は18日、「現時点のデータでは追加接種が必要だとは示されていない」
としたうえで、さらなる研究の必要があると述べました。

また、緊急事態対応を統括するライアン氏も追加接種について、
「ライフジャケットをすでに持っている人に、もう1枚渡して持っていない人を溺れさせるようなもの」と批判しました。

WHOは先進国に対して、追加接種よりも1回目の接種が進んでいない
低所得国の医療関係者らへの接種を優先するよう繰り返し求めています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000226043.html