一関市の川で小学生たちが砂鉄の採取に挑戦

http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20210821/6040011835.html
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かつて製鉄が盛んだった岩手県一関市の山あいを流れる川で、地元の小学生たちが、
昔ながらの鉄づくりを学ぶ体験学習の一環として砂鉄の採取に挑戦しました。

一関市大東町にある大原小学校では、明治の初めごろまでこの地域で盛んに行われていた
製鉄について学ぼうと、昔ながらの技法で鉄をつくる体験学習に取り組んでいます。

20日、6年生17人が地元を流れる清流その名も「砂鉄川」で、材料となる砂鉄の採取に挑戦しました。
源流付近にはかつて鉄鉱石を採っていた山があり、いまも多くの砂鉄が流れているということで、
子どもたちが川底に磁石を押し当てると真っ黒な砂鉄が次々と集まっていきました。

1時間ほどで採取したおよそ80キロもの砂鉄は、水を切って乾燥させて
小石などの不純物を取り除いたあと、来月上旬に行う鉄づくりの授業で原料として使わる予定です。

参加した児童は、「たくさん採れてうれしかったです。
鉄づくりもみんなで力を合わせて頑張りたいです」と話していました。

08/21 10:57