2017年、Martine Robbeetsは、日本語 (そしておそらく韓国語) はハイブリッド言語として誕生したと提唱した。
プロト・アルタイ語 (トランス・ユーラシア語 "Transeurasian") のグループは、南に移動して現在の遼寧省に入り、
そこでオーストロネシア的な言語を話す農耕民族にほとんど同化され、この2つの言語が融合して、日琉祖語と朝鮮祖語が生まれたと考える。

Japonic: 倭、濊、扶余、高句麗(貊)、沃沮、百済(扶余)、伽倻(扶余)
Koreanic: 新羅、百済(韓)、伽倻(韓)、古代出雲
Tungusic: 粛慎、挹婁、靺鞨、女真
Mongolic: 東胡、鮮卑

Ainuic: 毛人、蝦夷、骨嵬
Amuric: 吉里迷

中国の歴史書に記されている集団で、トランス・ユーラシア要素を含んだ言語を持つと考えられているのは、

 ジャポニック系と推定されるスンガリ川(松花江)流域の扶余族
 ツングース系と推定される東満州の粛慎 (ca. 300 BC)、後に"挹婁"と命名される
 モンゴル系と推定される西満州の東胡 (ca. 300-150 BC) と鮮卑 (130-180 AD)

The linguistic landscape of the Korean peninsula in time and space.
https://static.cambridge.org/binary/version/id/urn:cambridge.org:id:binary:20201112154947009-0781:S2513843X20000493:S2513843X20000493_fig1.png

Classification of Japano-Koreanic based on classical comparative historical linguistic inferences (adapted from Robbeets, 2015).
https://static.cambridge.org/binary/version/id/urn:cambridge.org:id:binary:20201112154947009-0781:S2513843X20000493:S2513843X20000493_fig2.png

Bioarchaeological perspective on the expansion of Transeurasian languages in Neolithic Amur River basin
doi: doi.org/10.1017/ehs.2020.16