日本語は、日本列島の統治の統一が進む前から広域にわたって言語的な
共通性が高い。これは、交易のための言語が水路を通じて普及したためだろう。
統治の境界によって言語の共通性が隔てられていないのだから、
後に日本語として統一された言語が、日本列島だけに限定されて
使われていたと考えるのは不自然であり、実際、日本語の表現は、
中国語の表現の流用を基礎としてるので、中国大陸から朝鮮半島、日本列島
の広域にわたって使用されていたと考える方が自然。