>>272
1年半前にコロナで封鎖されていた浙江の寧波から北九州への高速回路は有名。
昭和初期から学者の間で知られるようになった。
女性が実際に30時間ほどで佐賀に着いてた記憶がある。
岸を離れれば長江河口の流れに乗って東シナ海中ほどに達し
あとは対馬海流のジェットコースターに乗り五島列島から九州北部に達する。
今から一世紀ほど前の記録だが日本人女性が単独の帆船で20数時間のタイムが出た。
イネはこのルートで1日半で日本に到着する。

朝鮮半島南部を出発すると如何に世界水準の日本の海人もそこそこの苦労が伴い
対馬海流の激流よって隠岐や能登半島に流され、北九州に来れなくなる。
そのために舟の操舵に技術が低い朝鮮通信使は対馬に辿り着けるのが精いっぱいが多かった。
引き返したものまでいる。
朝鮮の高官の遺言で情けない朝鮮通信使を嘆いている資料まで残っている。
海流や風や星を知る尽くしている対馬海人でも季節風を利用して冬場は半島から日本がメイン
夏場は日本から半島への往来が主流で速い。

要するに浙江から北九州には海流の高速ハイウエイで弥生文化の核である水耕稲作が持ち込まれた可能性が非常に高い。