新型コロナウイルスの感染者ゼロを目指して厳格な防疫措置を取る中国で、ワクチン未接種者に対する責任追及を警告する地方都市が相次いでいる。

一方で、接種実績を積み上げようと、域外から未接種者を金銭で勧誘する例も発覚。中国でも接種は原則「自由意思」だが、
感染拡大時の処分を恐れる地方政府は、手段を選ばない傾向を強めている。

中国メディアによると、8月中旬以降、内モンゴル自治区フフホト市、江西省南昌市、安徽省合肥市など複数の都市が
「未接種者が感染を引き起こした場合、法律法規に基づき責任を追及する」と通知した。

フフホト市の場合、未接種者は21日以降、地下鉄やスーパー、映画館、病院などへの立ち入りを原則認めていない。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082400861&;g=int