JAF隊員が自動車の解錠技術を競う大会

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210825/3060008303.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

車内にキーを置いたままドアを閉めてしまいロックされてしまうなどのトラブルに備えて、
特殊な工具で鍵を開ける技術を競う大会が富山市で行われました。

この大会は、JAF=日本自動車連盟がことし初めて実施しました。
24日は県内の予選を勝ち抜いた3人のロードサービス隊員が、
カギをどれだけスムーズに開けられるか、3種類の自動車のドアに挑戦し、合計時間を競いました。
3人は、それぞれ鍵穴の中をライトで照らしてのぞき込み、特殊な工具を使って、手際よく鍵を開けていました。

JAFによりますと、各自動車メーカーが防犯対策を強化していることから、
自動車のかぎを開けるのは年々、難しくなっていてロードサービス隊員は
専門的な技術を培っているということです。

24日は、JAFに勤めて5年目の田中静也さんが優勝し、9月15日に行われる中部大会に出場する予定です。
田中さんは、「1位になれてうれしいです。開錠する際、鍵によって癖などがあり、
難しいこともあります。今後も新しい技術を吸収して、現場で発揮できるように頑張りたいです」と話していました。

JAFによりますと、かぎの閉じ込めによる出動件数は、県内では昨年度1262件にのぼり、
JAFでは、暑い時期には、短時間でも子どもや高齢者を車内に残すと
熱中症の危険性があるとして、注意を呼びかけています。

08/25 11:57