米軍がフッ素化合物含む汚水放出 県内から反発の声

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210826/5090015431.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

アメリカ軍は26日、普天間基地に保管している有機フッ素化合物を含む汚水を処理したうえで、
下水道に流し始めたことを明らかにしました。
県内からは、反発の声があがっています。

この問題は、アメリカ軍が普天間基地に保管している、有害性が指摘されている
有機フッ素化合物のPFOSとPFOAを含む汚水の濃度を、国の暫定指針値を下回るよう
処理したうえで、下水道に流したいと日本側に打診していたものです。

アメリカ軍は26日午前、汚水を処理したうえで、下水道に流し始めたことを明らかにしました。
アメリカ軍は、処理した汚水のPFOSとPFOAの濃度が1リットルあたり2.7ナノグラム以下と、
国の暫定指針値の1リットルあたり50ナノグラムを大幅に下回っているとして、安全性を強調しています。
また、汚水から取り出したPFOSとPFOAは、県外の施設に輸送して焼却するとしています。

地元の宜野湾市議会が、汚水を下水道に絶対に放出しないことを求める決議を
全会一致で可決するなど、放出に対して反対の声があがる中での今回のアメリカ軍の対応に、
県内からは反発の声が強まっています。

宜野湾市によりますと、26日午前、PFOSなどを含む汚水を下水道に
放出し始めたという情報を県から入手したということです。
松川市長はアメリカ軍に汚水の放出中止を求めるよう、沖縄防衛局と
外務省沖縄事務所に対し要請したということです。

08/26 12:17