総務省が26日公表した7月の人口移動報告(外国人を含む)によると、東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)からの転出者が転入者を1829人上回り、昨年12月以来、7カ月ぶりに人口流出を示す「転出超過」となった。新型コロナウイルス感染状況の急激な悪化が影響したとみられる。このうち東京都は、3カ月連続の転出超過。

 東京圏からの転出者数は、前年同月比5.0%減の2万9043人。転入者数は6.5%減の2万7214人。

 4都県別の内訳を見ると、東京が2964人、神奈川も98人の転出超過で、埼玉は214人、千葉は1019人の転入超過だった。

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