【新型コロナウイルス】　ベラン仏保健相、ワクチン未接種者に反発


感染症の第4波ではワクチン未接種者がより多く死亡している」と述べた。

ベラン大臣は記者会見で、フランスの1日当たりの症例数が増加していることから
感染症の状況がさらに悪化する可能性があるもののこれはまだ発生していないと語った。

フランスで感染症が最近力を失っていると述べたベラン大臣は、これまでに4800万人が2回目のワクチンを接種しており、
この数は来月（9月）第1週に5000万人に達すると述べた。

ベラン大臣は医療従事者に課されたワクチン接種義務により接種者の数が大幅に増加したと説明した。

「ワクチンのおかげで（感染症の）最悪の事態を免れた。フランス国民が集中的にワクチンを接種したことにより我々は集団的に保護された」
と述べたベラン大臣は、65歳以上及びリスクグループの3回目のワクチン接種に対して8月30日から予約が可能になると説明した。

ベラン大臣は、3回目のワクチン接種は全ての人に適用される必要があるといったことは議題に上がっていないと強調した。

フランス国民の一部が新型コロナウイルスワクチンを信用していないことに関してベラン大臣は、
「感染症の第4波ではワクチン未接種者がより多く死亡している。病院はワクチン未接種者でいっぱいである。亡くなっているのはワクチン未接種者である」と話した。
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