総務省が31日発表した7月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は2.8%と前月から0.1ポイント低下し、2カ月連続で改善した。厚生労働省が同日発表した7月の有効求人倍率(同)は1.15倍で、前月から0.02ポイント上昇した。

新型コロナウイルス禍は長期化しており、厚労省は「雇用情勢は回復に向かっているわけではなく、依然厳しい状況」としている。

日本経済新聞 2021年8月31日 9:00 (2021年8月31日 11:23更新)
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