東京都は、人流の抑制などのため、抽選をオンライン形式に切り替えることを検討しています。

こうしたなか、新型コロナに感染し、東京都杉並区の勤務先で療養していた40代の男性が、亡くなっていたことが分かりました。

男性が陽性と分かったのは、先月30日。港区のクリニックだったので、最初、男性の感染者情報は、みなと保健所が把握していました。男性は、家族と離れ、杉並区の勤務先のビルで、1人で療養していたため、情報は、自宅のある別の区を経由し、今月1日、杉並区の保健所に送られました。ワクチンは接種していなかったといいます。

亡くなった男性の父親:「持病はあったらしい。それで早く(入院しようと)言ってたんだけど、持病があるから待っているんだって」

男性と家族は電話で連絡が取れていたといいます。しかし、取材に対して保健所は、複数回、男性に電話したもののつながらず、勤務先を訪ねても会えなかったため、対応を終了したということです。

男性は、5日になって体調が悪化し、その後、死亡している状態で見つかりました。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000227402.html