スバルは2021年9月2日、新型「スバル・レガシィ アウトバック」を初公開するとともに、同年10月の正式発表に先駆けて予約受注を開始した。

■フラッグシップにふさわしい進化

レガシィ アウトバックは、乗用車とSUVの長所を融合させたというクロスオーバーSUV。スバルのフラッグシップモデルと位置づけられている。

新型のコンセプトは、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」。1995年に北米で誕生した「レガシィ グランドワゴン」以来、歴代モデルが培ってきた価値に最新の技術を組み合わせることで、さらなる進化を遂げたとアピールされる。

外観においては、先代からのテイストを継承しつつクロスオーバーらしいタフさを強調。よりシャープになったボディーのラインやフェンダー部のプロテクター、これまでで最も大きな六連星エンブレムなどが特徴となっている。

内装は、3層で構成されるインストゥルメントパネルやその中央に備わる11.6インチ縦型モニターなどが目を引く。質感の高さもセリングポイントのひとつで、「リミテッドEX」と「X-BREAK EX」の2グレードがラインナップされるうち、前者にはオプションで上質なナッパレザー仕立てのシートも用意される。

一方のX-BREAK EXはギア感が持ち味とされ、前後シートはエナジーグリーンステッチ入りの防水素材仕立て。ダークメタリック塗装を施した18インチアルミホイールやラダータイプのルーフレール、ブラックのフロントグリルなどもX-BREAK EXならではの装備である。

ボディーサイズは、全長×全幅×全高=4870×1875×1675mm(リミテッドEXの場合)と、先代に比べ50mm長く、35mm幅広く、70mm高くなっている。ホイールベースは2745mmで、先代から変わらない。スバルグローバルプラットフォームを採用しフルインナーフレーム構造としたことでボディー剛性の最適化が図られており、動的な質感と衝突安全性能を大幅に向上させたとうたわれる。足まわりはフロントがマクファーソンストラット式、リアがダブルウイッシュボーン式である。

そのフロントに縦置きされるエンジンは、最高出力177PS、最大トルク300N・mを発生する1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボ。マニュアルモード付きのCVT「リニアトロニック」を介して4輪を駆動する。燃料はレギュラーガソリンで、燃費はJC08モードで15.8km/リッター、WLTCモードで13.0km/リッターと公表される。

先進安全装備については、ステレオカメラと前後4つのレーダーを組み合わせた新世代の「アイサイト」に加えて、3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX」を全車標準装備。新次元のストレスフリーなセーフティードライビングが追求されている。(webCG)

2021.09.02
https://www.webcg.net/articles/-/45051

レガシィ アウトバック
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