日銀の片岡剛士審議委員は2日、長崎県で開かれた金融経済懇談会にオンラインで出席して講演した。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く状況を踏まえ「物価の停滞が長期化するリスクはより強まる」との見方を示した。

片岡氏は金融緩和に積極的なリフレ派で、日銀が掲げる2%の物価目標の達成に向けて金融緩和の強化が必要であると改めて主張した。
「積極的に国債を買い入れ、長短金利を引き下げることが適当だ」と指摘。「予想インフ...
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75372030S1A900C2EAF000/