新型コロナウイルスの感染が再拡大しているイスラエルで1日、学校の新年度が始まり、原則として対面授業が再開した。政府は12歳以上へのワクチン接種を強く促し、未接種の教職員に週2回の検査を求めるといった対策をとるが、一部の教師らが反発し、抗議デモも開かれている。


 イスラエルでは1日から、教職員や保護者らが幼稚園や学校に入る際にワクチンの接種証明か、新型コロナの陰性証明が必要になる。保健省によると、未接種の教職員は約3万7千人。検査に応じない場合、無給休暇を取ることになる。子どもには検査を求めない。

 8月31日には、テルアビブでこれらの規制に反対するデモがあり、約100人が集まった。参加者は口々に「自由を」などと叫んだ。


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