アフリカ疾病対策センターの8日までの集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者数がアフリカ全体で20万人を超えた。
2月下旬から7カ月足らずで新たに10万人が死亡した計算になる。

被害を抑える切り札のワクチンは普及が遅れ、今後も見通しは暗い。

7日夜時点の統計で、感染者約790万人に対して死者は20万136人。
国別の死者数は南アフリカが8万3千人超と全体の4割以上を占め、続いてチュニジアやエジプトなど北アフリカ諸国が多い。

地域全体での致死率は2.5%と、世界全体の2%を上回る。

統計から漏れた死者も相当数に上るとの見方が支配的だ。
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