ウーバーイーツが山形市に進出 コロナ禍での宅配需要見込む

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20210909/6020011403.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響で料理の宅配に対する需要が増えるなか、アメリカに本社がある
配達代行サービス「ウーバーイーツ」が、9日から山形市でサービスを始めました。

このサービスは、客がスマートフォンのアプリで、提携する飲食店に料理や飲み物を注文すると、
配達員として登録している一般の人が、店に代わって商品を自宅などに届けるものです。
「ウーバーイーツ」は、国内ではすでに41の都道府県に進出していますが、
9日から山形市内の一部の地域でも、サービスを始めました。

提携している飲食店は、およそ50店舗で、このうち、山形市江俣の
ハンバーガーなどを提供するレストランでは、今回初めて配達代行サービスを取り入れました。
1回の注文で、配達の距離などに応じて50円以上の配送手数料のほか、
注文代金の10%のサービス手数料などがかかります。

この店では、正午前に最初の注文が入ると、手際よく料理を用意しました。
ただ、配達員の到着が予定より20分ほど遅れ、
料理を配達員に手渡したのは、出来上がってから30分以上経っていました。

この店を経営する三上久直さんは「コロナ禍でイートインのお客様が減っているなか、
売り上げを増やすためには、デリバリーに対応する必要があると考えた。
今後、どの程度、注文が増えるか分からないが、配達にかかる時間を
もう少し短縮できるよう対応してほしい」と話していました。

【県内の配達代行サービス】。
県内に進出している料理の配達代行サービスは、このほかにもあります。

このうち、およそ8万の店が加盟する国内最大手の「出前館」は、ことし3月から
サービスを始めていて、雪国という事情も踏まえ、車で配達しているということです。

また、フィンランドに本社があり、日本を含む世界23か国で配達代行を手がける「ウォルト」は、
ことし7月からサービスを開始し、現在、山形市内のおよそ70店舗が加盟しているということです。

今回、アメリカの「ウーバーイーツ」も県内に進出したことで、
国内外の企業による競争が、さらに激しさを増すことになりそうです。

09/09 16:21