自分の目には大学受験は、皆が知っている知識であるグーグル検索で出てくるような「既存知識の集合知の確認作業」に見える
大学受験とは、このタスクを要領よくこなせるための確認テストのように見える

悪くはない、膨大な物量を覚え皆が共通する集合知を確認し、ある程度考える力を養う確認テストの場が大学受験であり
国際競争ののなかで最適化してきたものであるのも事実
それを内部進学や指定校推薦ですり抜けさせて、成果を評価するのも間違いだとは思う

ただ現代社会で求められる能力は
その「大学受験までに覚えた集合知をひけらかすための確認」ではなく
既存ルールや法則をを積み上げた上での新たな発見や
既存ルールを超越した新たな枠組みの構築

要は学生時代に、自分から望んで意欲を持って学習に取り組みながら
自分の能力ギリギリで考え、暗記し乗り越えた、「階段をのぼる体験作業」が重要であり

その階段をのぼる作業が、既存の集合知を上回れば、グーグルやアマゾンを超えるような新しい発見となっていくわけで

社会に必要とされる能力を整理すればいい