ファイザー製新型コロナワクチンの3回目の接種について、アメリカ規制当局の委員会が「65歳以上や重症化リスクの高い人には推奨するものの、全員には推奨しない」との結論をまとめました。

 ファイザー製の新型コロナワクチンについてアメリカのFDA=食品医薬品局の外部の専門家による諮問委員会は17日、3回目の接種を推奨するかどうか検討する会合を開きました。バイデン大統領は、ワクチン接種を完了した人に追加で行ういわゆる「ブースター接種」を全国民を対象として推進する方針を示しています。

 しかし会合では、65歳以上及び重症化リスクの高い人については18人の専門家全員が3回目の接種の推奨に賛成した一方で、16歳以上の全員を対象とすることには16人が反対しました。理由として、安全性に関するデータが不足していることを挙げています。(18日14:17)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5545124ca51566fc65ac8a4f31d44d9b1d929b83