亡くなった人のうち ワクチン未接種は約8割


東京都内で新型コロナウイルスに感染して亡くなった人のうち、ワクチンを接種していなかった人は、
接種歴がわかっている人のおよそ8割に上ることが、都の分析でわかりました。

これは24日開かれた都のモニタリング会議で明らかにされました。

それによりますと、8月1日から9月20日までに感染して亡くなった人で、ワクチンの接種歴が分かっている412人のうち、
1回も接種をしていなかった人は325人でした。割合は78.9%と、およそ8割に上っています。

会議に出席した、都の「専門家ボード」の座長で、東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は
「ワクチン接種は死亡の発生を抑える効果があると考えられる」と述べました。

一方、2回接種して亡くなった人は412人のうち49人、率にして11.9%でした。49人のうち45人は基礎疾患がある人でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210924/k10013274341000.html