6月以降の陽性者の9割 ワクチン未接種 【佐賀県】


佐賀県内で今年6月以降に新型コロナの陽性が確認された人のうち、9割が2回のワクチン接種を終えていなかったことが県のまとめでわかりました。
県は「若い人もワクチン接種を積極的に考えてもらえたら」と話しています。

県によりますと,高齢者を中心としたワクチン接種が本格的に始まった6月1日から10月7日までに、新型コロナの陽性が確認されたのは3281人でした。

このうち92%の3009人が2回のワクチン接種を完了しておらず、ほとんどが一度も接種していなかったということです。

一方、2回のワクチン接種をした後に陽性が確認された人は272人(8%)でした。

2回のワクチン接種を終えていなかった陽性者のうち30歳未満が52%と半数を占め、年代が上がるにつれて割合が低くなっているということです。

感染事例としてはワクチンを接種していない人が感染し周りに広がるケースが多く、
今月に入ってからの陽性者もワクチンを接種していない若年層の割合が高いということで、
県は「若い人もワクチン接種について積極的に考えていただけたら」としています。
https://www.fnn.jp/articles/-/252386