「ドット絵の神様」「ドット絵の魔術師」などの愛称で慕われた小野浩氏が、2021年10月16日に逝去したことが明らかになりました。

ニュース 発表 2021.10.18 Mon 19:15

卓越したグラフィックデザインで多くのゲームファンを魅了し、「Mr.ドットマン」「ドット絵の魔術師」などの愛称で親しまれてきた小野浩氏が、2021年10月16日に逝去。多くのファンが、SNSなどで哀悼の意を表しています。

小野氏は、『ゼビウス』や『ギャラクシアン』、『マッピー』に『ディグダグ』など、コンピュータゲームの黎明期を支えた様々な作品に携わった人物のひとり。卓越した手腕から生み出されるドット絵やロゴデザインは秀逸で、ドット絵文化の盛り上がりに大きく貢献しました。

その後も多彩な活躍は続き、創作への飽く事なき挑戦を続けた小野氏。2016年には、FCカセットによるチップチューンアルバム『8BIT MUSIC POWER』のグラフィック制作に参加し、RIKI氏らと共に、8ビットサウンドが奏でる懐かしくも新しい音楽の世界を、魅力的かつ力強いビジュアルで彩ります。

近年では闘病していることも明かされ、小野氏の半生を描くドキュメンタリー映画「入魂 NEW/CONTINUE」の制作を目指すクラウドファンディングプロジェクトが始動。残り日数を50日以上(10月18日時点)も残しながら、既に目標金額200万円を大きく超える475万円が集まっており、同氏に寄せる人気や支持の厚さを垣間見せました。

https://www.gamespark.jp/article/2021/10/18/112792.html