(ブルームバーグ):

21日の米株市場でテスラの株価が上場来高値を更新した。
前日の引け後に発表した7−9月(第3四半期)決算で9四半期連続の黒字を達成し、収益性の重要な指標である粗利益率が拡大したことが好感された。)

この日のテスラ株は一時900ドルに上昇した。終値は前日比3.3%高の894ドル。

同社が今月に入って発表した同四半期の出荷台数が過去最高を記録していたのを受け、投資家は同決算発表前の段階でテスラ株に買いを入れていた。
ただ一部では、株価が過大評価されているとの懸念もあった。

クレディ・スイスのアナリスト、ダン・レビー氏は顧客向けリポートで「テスラの第3四半期の明らかなハイライトは過去最高の利益率だ」と指摘。
この利益率の高さは「テスラがいずれ価格を下げて販売台数を増やせる手段を持っていること」を思い出させるものだと記した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff8e5c6cb3e3eb82cb6a4c33faf2a45d1c7803ea