【ワシントン時事】カール米国防次官(政策担当)は26日、上院軍事委員会の公聴会で、アフガニスタンを拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力が早ければ半年程度で米国を攻撃する能力を獲得する可能性があるとの見通しを示した。

 カール氏は、アフガンのIS系勢力が数千人の戦闘員を擁していると指摘。情報機関の分析として、現時点では米国を攻撃する能力はないものの、「今後6〜12カ月でその能力を獲得する恐れがある」と語った。国際テロ組織アルカイダについては1〜2年かかると予測した。

時事通信 2021年10月27日08時41分
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