>>79
おいおい、全部間違えてますぞ?!
プリンスの源流は立川飛行機
日本機好きな人なら飛行できずに終わったキ―94II試作高々度戦闘機が有名所
スバルの源流が中島飛行機で、そこが栄・誉発動機を開発・生産した
機体についても確かに生産しているがそれはゼロ戦のライセンス生産(だが、設計をした三菱以上に生産したので、あなたが誤解するのも無理はない)
中島の力作といえば、隼、鍾馗、疾風、彩雲ではなかろうか

中島のエンジン技術について補足をしておくと、誉の後期生産型の一部に、低圧燃料噴射装置が搭載されたとの記録はある
通常の誉はキャブレターにより混合機の噴射を行っていたが、18気筒に満遍なく行き渡らせるのに苦労をしていて、燃料噴射装置の開発が続いていた
中島製のタイプはシングルポートつまり気筒内直接噴射ではなく、まさにキャブレターの置き換え向け
ここが誉が全力を発揮できない弱点だった
しかし低圧燃料噴射装置は、結局戦力化は果たせないまま終戦を迎える

だが1980年前後、レオーネなど中島の末裔と言えるスバル車に、まさにこのシングルポート式の燃料噴射装置装置が搭載されている
また同時期、三菱車にもサイレントシャフトとの呼び方でアクティブバランサーが搭載され、4気筒でありながら慣性の打ち消しに成功している
実は三菱も最末期のエンジンハ43に、鹵獲したダブルワスプをベースとした(と思われる)アクティブバランサー搭載型の改造図面が完成したという情報がある

1980年は戦後35年という時期、戦時中の技術を知る人がぎりぎりまだ社内にいて、ついに完成に漕ぎ着けたのかもしれないと俺は思う