※NHK 北海道のニュース

暴風や高波に警戒 大雨・猛吹雪のおそれも
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211201/7000040719.html

12月01日 07時08分

道内は、急速に発達する低気圧の影響で、2日にかけて風が非常に強く、海は大しけになる見込みです。
気象台は、暴風や高波に警戒するよう呼びかけています。

札幌管区気象台によりますと、低気圧が急速に発達しながら日本海を北東に進み、低気圧から伸びる前線が1日夕方にかけて道内を通過する見込みです。
このため、2日にかけて風が非常に強く、前線が通過したあとの1日夜遅くからは雪も伴う見込みです。
予想される最大瞬間風速は、1日から2日にかけて、日本海側の陸上と海上、太平洋側の陸上と海上、それに、オホーツク海側の陸上と海上で、いずれも35メートルとなっています。
波の高さは、1日から2日にかけて、太平洋側で7メートルと大しけになるほか、日本海側で6メートル、オホーツク海側で5メートルと予想されています。
また、1日は太平洋側を中心に雷を伴って激しい雨の降るところがある見込みで、2日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、太平洋側で120ミリ、日本海側で90ミリ、オホーツク海側で70ミリと予想されています。
一方、日本海側では、強い冬型の気圧配置の影響で夜遅くから猛吹雪になるおそれがあります。
2日午前6時までの24時間に降る雪の量は、多い所で、日本海側で30センチと予想されています。
気象台は、2日にかけて、暴風や高波に警戒するとともに、前線の活動の程度によっては警報級の大雨となる可能性もあるとして、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。