バイデン米大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は3日、
新型コロナウイルスのオミクロン変異株は市中感染が始まっており、ここ数日中に米国でオミクロン株の感染者が増加するのは確実だと指摘した。

ファウチ所長はブルームバーグテレビジョンの番組で、米国でオミクロン株の「市中感染が起きているのは間違いない」とした上で、
「感染者が増えないとは考えられない」と語った。

またファウチ氏は、オミクロン株が最初に確認された南アフリカ共和国の状況について、
ワクチン接種済みの人々の間でどのように迅速に感染が広がるかを示す兆候を含め注視していると述べた。

4日朝に南ア当局者からズーム経由で最新情報の提供を受けることも明らかにした。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-04/R3K72DDWX2PS01