2021年12月15日(水)

 来年3月で閉園となる上尾市のさいたま水上公園プールで12日、50年の歴史を振り返る「ありがとうイベント」が開催された。新型コロナウイルスの影響で2020年に営業を休止し、今夏も再開できないまま閉鎖となったプールに、この日2千人を超える入が訪れ、楽しい一日を過ごした。

 さいたま水上公園プールは1971年、埼玉県100周年記念事業の一環として「海なし県に『海』を」のキャッチフレーズで開園した。流れるプールやスライダー、波のプールなど七つのプールが人気を博し、県内外から多く人々が押し寄せた。2001年までの冬季には流れるプールをスケートリンクとして営業し、夏冬通してにぎわった。最盛期の78年には年間入場者100万人を突破した。

 しかし、施設の老朽化により約10年前から流れるプール、大型変形プール、屋内プールを順次廃止。波のプールや子どもプールなど残った四つのプールで営業してきたが、近年入場者数は7万〜8万人となっていた。
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