姫路城 年末恒例の大掃除中に自衛隊員が転落してけが
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20211221/2020016484.html

12月21日 12時06分

兵庫県姫路市の世界遺産・姫路城で21日、年末恒例の大掃除を行っていた自衛隊員が高さ10メートルほどの城壁から転落してけがをしました。
意識はあるということです。

姫路城では21日、昭和51年から毎年、訓練の一環として年末恒例の行事となっている陸上自衛隊姫路駐屯地の隊員たちによる大掃除が行われていました。
隊員たちは命綱を着けてロープや、はしごを使って石垣の間にたまった雑草やゴミを取り除いていましたが、警察や消防によりますと、27歳の隊員が高さ10メートルほどの城壁から転落しました。
隊員は頭や足にけがをして病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
年末恒例の大掃除は新型コロナの影響で、去年に続いて市民ボランティアの参加は中止され、自衛隊員およそ450人が参加して行われていました。
陸上自衛隊姫路駐屯地の担当者は「現地の状況など確認中で今のところ、詳しいことはコメントできません」と話しています。