生乳が年末年始に大量に廃棄される懸念が出ている問題で、ホクレン農業協同組合連合会(札幌市)は28日、「(ホクレンが取り扱う)生乳の廃棄を回避できるめどが立ちつつある」と明らかにした。乳業業界が中心となって進めた消費拡大策や乳製品の増産が奏功している。

 生乳をめぐっては、生産が増えた一方で、新型コロナウイルス感染拡大で飲食業界向けの消費が停滞。学校の冬休み期間中には給食向けの供給が止まり、生乳が大量に余る恐れが出ていた。

時事通信 2021年12月28日22時38分
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