新型コロナウイルスの感染拡大防止や時間の都合がつかない人への利便性向上のため、札幌市で1月6日から図書館に行かずに本が借りられる郵送サービスが始まりました。

 図書の郵送サービス「ヨムヨム便」は、利用者が送料を負担し、自宅に本が届く有料サービスです。

 新型コロナウイルスの感染への不安や、介護や育児、仕事などで図書館に行くことが難しいなどの声を受け、札幌市が6日から開始しました。

 図書館の「かしだしけん」を持っている札幌在住者、または札幌に通勤・通学している人が対象で、「中央図書館」で予約可能な本をメールまたはFAXで申込み、最大10冊まで借りることができます。返却期限は通常より1週間長い3週間で、送料は利用者の負担となります。

 札幌市中央図書館によりますと、送料は最小サイズ(1冊〜単行本5、6冊)の場合、片道810円で、それ以上の冊数となる場合はさらに料金がかかる可能性があります。CDやDVDは対象外です。

 返却は図書館の返却ポスト、または「元払い」で返送します。

 札幌市中央図書館は、「郵送サービスを利用して、安心して自宅で本を楽しんでほしい」と呼び掛けています。

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2022年1月6日14:00
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