米労働省が7日発表した2021年12月の雇用統計によると、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月比19万9000人増えた。わずかに上方修正された11月(24万9000人増)から伸びが鈍化した。高賃金を求める離職者が増えるなど労働需給は逼迫が目立つ。オミクロン型の新型コロナウイルスの急拡大で人手不足に拍車がかかる可能性もある。

就業者数の増加幅は、ダウ・ジョーンズがまとめた市場予測(42万人程度)を下回った。運送・倉庫業が1万8700人増となるなど伸び悩んだ。失業率は11月の4.2%から3.9%に改善した。

以下ソース参照

日本経済新聞 2022年1月7日 22:43 (2022年1月7日 23:06更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05CX20V00C22A1000000/