大久保 歩
2022.01.12 20:06
造形・音楽・メディア芸術などを学べる国内最大規模の総合芸術大学である大阪芸術大学(大阪府南河内郡)。そのキャラクター造形学科の新校舎が、ツイッターで注目を集めている。


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何に見える...?(大阪芸術大学公式サイトより)

まるでドイツの森の中にでも建っていそうな、白と青を基調にした城。

さすが芸術大学と言うべきか......一般大学の敷地には絶対なさそうな、ファンタジーな雰囲気に満ちている。この写真だけ見たら「どこかの遊園地?」とでも思うかもしれないが、もっと他の建物に見えるという声がツイッターでは続出している。

「新校舎がどう見てもラブホでしか無くて恥ずかしくて泣きそうなんだが」
「田舎の国道沿いに建つラブホ感が溢れている」
「肯定的に言えばロマンティックだけど、そういう建物は地方都市のラブホに多いからな」
「既視感あると思ったらそうですね。>ラブホ」

そう、ラブホテルにそっくりだと言われてしまっているのだ。

いったいなぜこのようなデザインにしたのだろうか。Jタウンネット記者は22年1月12日、大阪芸術大学を取材した。






学生たちの反応は?

キャラクター造形学科の新校舎が竣工されたのは、21年11月18日のこと。広大なキャンパス内の外れ、体育科目等に利用される大きなグラウンドの隣に建っている。

取材に応じた企画広報部の職員によると、この校舎はドイツにあるノイシュヴァンシュタイン城からインスピレーションを受けて建築されたそう。初代ディズニーランドの「眠れる森の美女」の城のモデルにもなった、有名な城だ。

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ノイシュヴァンシュタイン城(Wikimedia Commonsより)

この城をモチーフにした理由を尋ねると、職員は次のように回答した。

「キャラクター造形学科は、漫画・アニメ・ゲーム・フィギュアの4つのコースに分かれて学ぶ学科です。そのため、日常からインスピレーションを受けられるようにと、このようなデザインになりました」

また、公式YouTubeチャンネル「大阪芸術大学テレビ」では、

「『漫画』『アニメ』『ゲーム』『フィギュアアーツ』の4コースにおいて親和性が高く、かつ非日常を感じることができる空間として "お城"を模したデザインを採用しています」

と、説明されている。
     ===== 後略 =====
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