2022年01月24日 20時50分

惜しまれながらの「閉店宣言」から1年以上たったのに実はまだ営業中…。島根県松江市の老舗ステーキ店が、1年前に始めた激安の閉店セールが今も続いています。
なぜ閉店していないのか…意外な理由がありました。


店の売りは、なんと言ってもステーキ。A5ランクの国産和牛を使った「シャトーブリアン」は絶品です。
島根県松江市の高級ステーキ店「ミスタービーフ」は、40年以上にわたり親しまれている名店です。

三宅純人 記者
「口に入れた瞬間から芳醇な肉のうまみが口いっぱいに広がっていきます。そして歯ごたえもよくてあっという間に口の中で無くなっていきます」

しかしこのお店、1年以上前に「閉店宣言」をしていました。

ミスタービーフは2020年の秋、オーナーである奥田義正さんが高齢になり、後継者がいないことから閉店を決めました。
代理で店主をつとめていた息子の哲也さんは、東京で経営していた店に戻ることになったはずでしたが…

ミスタービーフ 奥田哲也さん
「東京に帰れなくなったからです。去年緊急事態宣言が出てしまって。東京で店を開けてもお客さんいないですし…。やめるやめる詐欺だって言われますけどね。一日も早く店を閉めて東京へ帰りたいけど、帰ってもお店ができなかったら意味ないですから…」

去年、店を閉め東京へ戻ろうとした矢先、東京は「緊急事態宣言」に。
今年に入ってからもコロナ第6波が急拡大するなどしたため、松江で営業を続けざるを得ない状態になってしまいました。今は夏までに東京に戻ることを目指しているのだと言います。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://www.bss.jp/news/archive/202201244051.html