TSKさんいん中央テレビ
2022年1月31日 月曜 午後7:00

山陰にある郊外型ショッピングセンターの草分け的存在だった米子市のホープタウンがきょう閉店しました。常連客に惜しまれながら約40年の歴史に幕を下ろしました。午後5時、店内では閉店前のセレモニーがありました。
ホープタウン 小西正剛副社長:
「これだけ皆様に愛していただいた店に関わってきたことを誇りに思って、これからもそれぞれの立場で皆様の幸せに貢献したいと思う」
きょう営業最終日を迎えた米子市のホープタウン。けさのオープン直後の店内では
常連客が名残を惜しみながら買い物をしていました。
常連客:
「子どもが小さい頃時から一緒に来ていて、寂しい」
「毎日来てたからね。なくなると歩いて来れる買い物場所がなくなる」
店の一角では。
安部大地記者:
「こちらには常連客の書いた閉店を惜しむメッセージが壁一面に張り出されています」
「ホープタウンは永久に不滅」というメッセージも。
昭和57年・1982年にオープンしたホープタウン。地元企業が運営し、山陰の郊外型ショッピングセンターとしては草分け的な存在でした。ただその後、大手ショッピングセンターなどの進出で競争が激しくなり売上は減少、加えて建物の老朽化や
コロナ禍が重なり、売り上げの回復は厳しいと判断。きょう限りで閉店となりました。
ホープタウン 小西正剛副社長:
「決断は迷ったが、建物の老朽化、お客様のためを思って最終的な判断とした」
市民に惜しまれながら約40年の歴史に幕を下したホープタウン。店舗だった建物の
その後の取り扱いについては検討中としています。

https://www.fnn.jp/articles/-/308005