コロナ飲み薬治験「ウイルス保持者6〜8割減」 塩野義製薬
社会
毎日新聞 2022/1/31 19:34(最終更新 1/31 22:08) 807文字

 塩野義製薬は31日、開発中の新型コロナウイルスの軽症者向け飲み薬の最終段階の治験について、患者に実際に投与したデータを初めて公表した。前半部分のデータで、飲み薬を投与した患者は、偽薬(プラセボ)の患者と比べて体内でウイルス量が低下するのが早かった。感染性のあるウイルスが検出された人の割合は、3回投与後(飲み始めから4日目)の時点で、偽薬を投与した人に比べて6〜8割減っていたとしている。
https://mainichi.jp/articles/20220131/k00/00m/040/198000c