アメリカでは、オミクロン株の感染が収束に向かっていますが、
死者数については去年、デルタ株が拡大していた時期よりも高い水準が続いています。

アメリカ全土で確認された新規感染者数は、先月31日時点の7日間平均でおよそ44万人となり、
80万人余りだった先月15日をピークに半数近く減少しています。

死者数については、31日までの7日間平均で一日あたり2287人に上り、デルタ株が拡大した去年秋に比べて高い水準となっています。

理由についてアメリカメディアは、ワクチンの接種が他の先進国に比べて進んでいないことを挙げていて、
特に追加接種を受けていない65歳以上の割合がイギリスで9%なのに対し、アメリカでは43%に上るということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000243703.html#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3


米CDC 感染減少傾向も対策緩和には慎重 入院や死亡 依然高水準
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220203/k10013464241000.html#:~:text=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3
アメリカでは一時、一日100万人を超えていた新型コロナウイルスの感染者が減少傾向に転じています。
一方で入院する人や死亡する人の数は依然、高い水準が続いていて、CDC=疾病対策センターは対策の緩和には慎重な姿勢を示しています。

CDCのワレンスキー所長は、2日の会見で「感染者の数は大きく減少している。用心しつつも楽観的に見ているが、
入院者の数は依然として高い水準で一日当たりの死者の数も2300人と多い」と述べ、状況は予断を許さないという見方を示しました。