輪島市の新年度当初予算案約192億円 県立高校の魅力高める

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20220213/3020010664.html
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輪島市は、定員割れが続いている市内の県立高校2校に生徒を呼び込むための
事業費などを盛り込んだ一般会計の総額で約192億円の令和4年度の当初予算案をまとめました。

輪島市の令和4年度の当初予算案は、3月、市長選挙を控えているため、
経常経費や継続事業が中心の骨格予算になり、一般会計の総額で191億8000万円となっています。
これは、今年度と比べて14億円、率にして6.8パーセント少なくなっています。

主な予算案としては、生徒の定員割れが続く県立輪島高校と門前高校の魅力を高めるために行う
事業費用として、あわせて4400万円あまりが盛り込まれています。
具体的には、▽門前高校野球部の指導アドバイザーに星稜高校の監督だった山下智茂さんを招くことや、
▽2つの高校を対象に進学や就職などを支援する「学習センター」を
新たに設置して運営することで生徒を呼び込む計画です。

輪島市高校魅力化推進室の山崎高志係長は「高校を存続させることが地域の活気の維持につながる。
市外の生徒からの問い合わせもあるので、成果に期待している」と話していました。

02/13 12:26