原油先物価格は22日、ウクライナ情勢の緊迫感が一段と増したことから2ドル超上昇し、7年ぶり高値を更新した。

ロシアのプーチン大統領は21日、ウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認する大統領令に署名した。
その上で2地域に軍を派遣するよう国防省に命じた。米欧は強く反発し、対抗措置を取ると表明した。

0132GMT(日本時間午前10時32分)時点で、北海ブレント先物は2.10ドル(2.2%)高の1バレル=97.49ドル。
一時、2014年9月以来の高値となる97.66ドルを記録した。

米WTI先物は、3.25ドル(3.6%)高の94.32ドル。

ロシアがウクライナに全面的に侵攻して対ロ制裁が発動された場合、ロシアのエネルギー輸出にどの程度影響が及ぶかが注視されている。
https://jp.reuters.com/article/global-oil-idJPKBN2KR064?il=0