岸田文雄首相は16日夜の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種実施を想定し、米ファイザー製7500万回分、米モデルナ製7000万回分の計1億4500万回分を追加購入すると表明した。3回目で生じた余剰分も含め、4回目を希望する全ての国民に確実に行き渡るめどが立つ。

 4回目に関しては、厚生労働省が月内にも専門家による分科会を開き、必要性や接種間隔に関し議論する。両社のワクチンは接種間隔を6カ月以上空ける必要があり、4回目は早くても今夏以降になるが、決まった場合に速やかに対応できるよう、分科会の結論を待たずに手続きを進める。

共同通信 2022/3/16 20:08 (JST)
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