沖縄県は17日、新型コロナウイルスワクチンに関する県民意識調査の結果を発表した。

ワクチンを1回も接種していない理由では「未知のワクチンだから」が73%で最も多く、
「どうすれば接種を希望するか」との質問には「希望しない」が47%を占めた。

県は「情報提供の在り方を工夫したい」と話している。

調査は1月24日〜2月10日、県内在住の12歳以上を対象にインターネットで実施した。回答者数は1万1353人。

ワクチンを1回も受けていない1476人に理由を尋ねた項目(複数回答可)ではそのほか、「個人の自由」が71%で2番目に多く、
「副反応が怖い」「必要性を感じない」もそれぞれ50%以上だった。「不妊のリスクがあると思うから」は27%。

県は「ワクチンへの不安感や、行政の情報に懐疑的な見方が目立つ」と分析している。
接種率の向上を目指し、3月中にテレビCMを集中的に流す方針。

2回接種した9817人のうち、3回目を希望する人は88%を占めた。1、2回目がファイザーだった人の60%が3回目も同じワクチンを希望。
「どちらでも可」は32%で、モデルナ希望は8%にとどまった。

2回接種した人の情報源は「テレビ・新聞」が81%だったのに対し、0回か1回の人は「インターネット・SNS掲示板」が81%だった。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/927722#:~:text=%E6%9C%AA%E6%8E%A5%E7%A8%AE