茨城県立高校の校長が職員に対し、「かわいい」など仕事に関係ない内容のショートメール(SMS)を約250回送るなどし、
学校に出勤できない状態にしたとして、県教育委員会は23日、この校長(56)を同日付で停職12カ月の処分にしたと発表した。
また、今春の県立高入試で、合否判定のミスがあった石岡第一高校の校長らに対しても、減給2カ月などの処分をした。

 県教委によると、県北地域の県立高校の男性校長は2021年5月以降、
部下の職員に「今日めちゃくちゃかわいい」「かわいすぎる」などと書いたSMSを携帯電話に繰り返し送ったり、電話をかけたりした。

 食事に誘い、出張名目で水戸市内でともに酒を飲んだこともあったという。この時を含め、21年5月〜今年2月に計2回、2人で食事に行っていた。

 職員は今年2月、休日に立ち寄った店の名前などを校長に言い当てられたのをきっかけに、出勤できなくなり、県教委に相談した。
校長は県教委の調査に対し、店名を言い当てたのは職員との会話から店を想像しただけで、尾行はしていないと説明。
仕事の相談を受ける中で食事に誘ったとし、「職員や学校に申し訳ない」と話したという。
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