三重県教育委員会は25日、スマートフォンを使った盗撮や、勤めていた中学の卒業生にわいせつな行為をしたとして、県内公立学校の男性教員3人を懲戒免職とした。
木平芳定教育長は25日の会見で「学校教育に対する信頼を損ない、おわびする」と陳謝した。

県教委によると、県立特別支援学校西日野にじ学園(四日市市)の講師(43)は大阪市内のコンビニで、女性客のスカート内に盗撮目的でスマホを差し入れたとして、大阪府迷惑防止条例違反容疑で2月に府警に現行犯逮捕された。
令和2年12月ごろから、県内や旅行先のコンビニで盗撮行為を約50回繰り返していたという。

また、県立白子高(鈴鹿市)の教諭(40)は今年1月、東員町のショッピングセンターの試着室で着替える女性をカーテンの下からスマホで盗撮。女性に問い詰められ発覚した。

四日市市の公立中の教諭(38)は平成29〜30年度、勤務先だった中学を卒業した元生徒にわいせつな行為をした。「恋愛感情を抱いた」と話している。
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